エルメ(L Message)は、株式会社ミショナが開発・運営を手掛けるLINE公式アカウントの拡張ツールです。低価格でありながら、ビジネスに必要なさまざまな機能を網羅しており、集客、売り上げアップ、コスト削減などを助けてくれます。
そんなエルメには、無料で使えるフリープランと、有料のスタンダードプラン、プロプランの3つの異なるプランがあります。はじめて利用する方はどのプランを選べばよいのか分からないのではないでしょうか。
そこで今回は、エルメが提供する3プランの料金やサービス内容の差を比較してまとめています。料金について契約前に知っておきたい事柄なども紹介するので、ぜひ参考にしてください。

GAMADAS代表
坂本 雄弥(@sakayu9803)
2018年より婚活メディア・マッチングアプリを運営するスタートアップにて、SEOディレクターとして従事。2019年からギフトEC「TANP」を運営する株式会社Graciaにて、インフルエンサーマーケティング・サイト改善、デザイン部署にてクリエイティブバナー・LP制作に従事。2020年独立。

GAMADAS編集部
WebマーケティングラボはGAMADASが運営するWebメディアです。
エルメの料金プラン早見表【結論まとめ】
どのプランを選べば良いか分からない方のために、エルメの料金プランやそれぞれの違いなどをまとめて紹介します。
料金プラン一覧(フリー/スタンダード/プロ)
エルメには3つの料金プランがあります。フリープランが用意されているので、まずは試してみたいという方も気軽に始められるのが嬉しい点です。
フリープラン | スタンダードプラン | プロプラン | |
---|---|---|---|
月額料金(税込) | 無料 | 10,780円/月 | 33,000円/月 |
※2025年6月時点の料金です。最新情報は公式サイトをご確認ください。
友だち上限・配信数上限まとめ表
3つのプランの違いが分かるように、友だち上限と配信数上限を比較して表にまとめました。
フリープラン | スタンダードプラン | プロプラン | |
---|---|---|---|
友だち上限 | 5万人まで | 5万人まで | 10万人まで |
配信数上限 | 1,000通 | 制限なし | 制限なし |
プランごとに、友だち上限と配信数上限が異なります。プロプランなら、友だち上限は10万人までです。友だちの数がこれを上回る場合は個別対応となるので、サポート窓口へ相談しなければなりません。
また、配信数は有料プランならば無制限です。ただし、無制限となるのはエルメのみで、LINE公式アカウントの配信数は無制限とはならない点に注意してください。
年払い割引・おまとめ割引の有無と条件
エルメには、お得に利用できる割引制度があります。どういう場合に適用されるか確認していきましょう。
年払い割引
支払い方法を年間一括にすることにより適用される割引制度を見ていきましょう。
フリープラン | スタンダードプラン | プロプラン | |
---|---|---|---|
年間一括払い ※月払いより10%OFF | 無料 | 116,424円/年 | 356,400円/年 |
有料のスタンダートとプロプランの支払いは、月ごとに支払う「月払い」と1年ないし2年分をまとめて支払う「年間一括払い」が選択できます。一括払いならば10%の割引が適用されるので、長期的に利用する予定ならば、まとめ払いがおすすめです。
おまとめ割引
有料プランの接続枠をまとめて契約することで受けられる「おまとめ割引」は以下の通りです。
接続アカウント数 | 割引率(月払い) | 割引率(年間一括払い) |
---|---|---|
10~40 | 10% | 20% |
50~90 | 15% | 25% |
100 | 20% | 30% |
おまとめ割引と年間一括払いの割引は併用でき、最大で30%お得になります。複数のアカウントを長期間運用する予定があれば、ぜひ2つの割引制度を活用しましょう。
各料金プランを詳しく解説
無料で使えるフリープランからプロプランまで、それぞれのプランのサービス内容を詳しく解説します。
フリープラン|月1,000通まで無料で使える機能
エルメは利用料がかからないフリープランでも、多くの機能が利用可能です。しかし、有料プランに比べると、いくつかの機能に上限があります。
ただし、メッセージ配信の関連機能については、配信数上限が1か月に1,000通までという点と、フォーム作成が3つまでという制限がある以外は、有料プランと差がありません。そのため、主にメッセージ関連機能を使いたい方で、月間の配信数が1,000通以下という場合はフリープランがおすすめです。
一方、フリープランでは使えない機能もあります。例えば、予約管理の決済機能は、フリープランでは使用不可です。また、複数のLINE公式アカウントを運営する場合に便利な「データコピー」機能も無料版では使えません。
こんな方におすすめ
- 友だち250人以下、週の配信が1回で十分な方
- メッセージ配信機能をメインで使う予定の方
- 1人で運営する予定の個人事業主
スタンダードプラン|10,780円でできること&向いている人
スタンダードプランでは、フリープランでは制限されていた機能が使えるようになり、より大きな規模での運営に対応できるようになります。
フリープランとスタンダードプランの違い
フリープラン | スタンダードプラン | |||
---|---|---|---|---|
基本仕様 | 配信数上限 | 1,000通まで | 無制限 | |
顧客対応 | リッチメニュー | 2つまで | 無制限 | |
リッチメニュー簡単作成 | 2つまで | 無制限 | ||
メッセージ | フォーム作成 | 3つまで | 無制限 | |
情報管理 | CSV管理 | 1つまで | 無制限 | |
流入アクション | 3つまで | 無制限 | ||
アクションスケジュール実行 | ‐ | ○ | ||
ポップアップ | 1つまで | 無制限 | ||
アクションスケジュール実行 | ‐ | ○ | ||
予約管理 | サロン・面談予約 | カレンダー数 | 個人・スタッフタイプ各1つまで | 個人・スタッフタイプ各3つまで |
コース・スタッフ | 各2つまで | 無制限 | ||
決済機能 | ‐ | ○ | ||
レッスン予約 | カレンダー数 | 1つまで | 3つまで | |
コース・スタッフ | 3つまで | 無制限 | ||
決済機能 | ‐ | ○ | ||
イベント予約 | イベント数 | 2つまで | 10個まで | |
決済機能 | ‐ | ○ | ||
商品・決済 | 単品商品 | 1商品のみ作成可能 | 10商品まで作成可能 | |
継続商品 | 1商品のみ作成可能 | 10商品まで作成可能 | ||
データ分析 | クロス分析 | 2つまで | 無制限 | |
コンバージョン | 2つまで | 無制限 | ||
データコピー | ‐ | ○ | ||
その他 | 条件分岐(アクション絞込み実行) | ‐ | ○ | |
エルメシステム設定 | LINE公式アカウント入替設定 | ‐ | ○ | |
スタッフ管理 | ‐ | 主催者+10人 |
フリープランなら月間1,000通までという配信数上限がありましたが、有料プランになるとそれが撤廃されます。1,000通となると、仮に友だちが250人いるとすると週1しか配信できませんでしたが、無制限ならばもっと頻繁な配信が可能です。
また、予約管理で決済機能が使えるようになるのも大きな変化です。これにより、予約から決済までがスムーズに行えます。予約を受けることの多い、美容院やスクールを運営する会社なら、業務効率がアップするでしょう。
さらに、スタンダードプランでは、スタッフ管理機能により、アカウントを複数名で運用できます。主催者と10名程度のスタッフでの運用が想定される場合には、スタンダードプランを選びましょう。
こんな方におすすめ
- 予約管理や決済機能で店舗運営をスムーズにしたい美容院、サロン、スクール
- 10名以下のスタッフと共同で運用したい方
プロプラン|33,000円で配信無制限・友だち10万人対応
プロプランは、エルメの最上位プランです。フリープランやスタンダードプランでは5万人までだった友だち上限が10万人になり、多くの機能が無制限で利用できるため、大規模な運営に適しています。
スタンダードプランとプロプランの違い
スタンダードプラン | プロプラン | |||
---|---|---|---|---|
基本仕様 | 友だち数上限 | 5万人まで | 10万人まで | |
予約管理 | サロン・面談予約 | カレンダー数 | 個人・スタッフタイプ各3つまで | 個人・スタッフタイプ10個まで |
レッスン予約 | カレンダー数 | 3つまで | 10個まで | |
商品・決済 | 単品商品 | 10商品まで作成可能 | 無制限 | |
継続商品 | 10商品まで作成可能 | 無制限 | ||
アフィリエイト | ASP管理 | ‐ | ○ | |
エルメシステム設定 | スタッフ管理 | 主催者+10人 | 無制限 |
「商品・決済」については、スタンダードプランでは10商品までしか作成できませんが、プロプランならば無制限で作成可能です。LINEでの商品販売に力を入れたい方は、プロプランを選択しましょう。
また、プロプランでしか利用できない機能として「ASP管理」が挙げられます。これを使えばエルメ上でアフィリエイトセンターを運営できるのがポイントです。アフィリエイターに自社のLINE公式アカウントを紹介してもらうことで、友だち数を増やせます。
こんな方におすすめ
- 友だち数が5万人を超える大規模アカウントの運営者
- 商品販売に力を入れていて、10個以上商品を販売したい方
- アフィリエイトで自社アカウントの友だちを増やしたい方
料金以外にかかる費用と注意点
利用に際して知っておきたい、基本料金以外にかかる費用をまとめてみました。
LINE公式アカウント側の従量課金に要注意
エルメは、LINE公式アカウントとの併用が必須で、単体での使用はできません。そのため、利用時には、エルメだけでなくLINE公式アカウントへの支払いも計算に入れてください。

スタンダードプラン追加メッセージ価格テーブル


2つの表のうち上の表は、LINE公式アカウントの基本料金プラン表です。
これを見ると、月ごとのメッセージ数が200通を超える場合は、ライトプランやスタンダードプランの契約が必要なことが分かります。つまり、月に1,000通メッセージを送ることが想定される場合、エルメはフリープランで対応できますが、ライン公式アカウントには、ライトプランの料金5,000円を支払わなくてはなりません。
下の表は、スタンダードプランで30,000通以上追加でメッセージを送信する場合の料金表です。送信量が多くなるにつれ、単価は安く設定されています。
初期費用・決済手数料はかかる?
エルメは、無料プランか有料プランかに関わらず、初期費用は0円です。決済手数料は、銀行振込を選択した場合に、振込手数料が自己負担となります。
ダウングレード不可のしくみとリスク
エルメでは、有料プランから無料プランへの変更や、プロプランからスタンダードプランへの変更といったダウングレードができません。どうしてもダウングレードしたい場合は、既存のアカウントを削除することになります。
その際に旧アカウントのデータは消去され、引き継がれないことには十分注意が必要です。極力ダウングレードをしなくて済むよう、プラン選びは慎重に行いましょう。
解約・返金ポリシーを公式マニュアルで確認
契約したプランを途中で解約しても、返金は行われません。
つまり、月払いしている方が、月の途中に解約しても日割り計算はしてもらえないことになります。解約する際にはタイミングに気を付けましょう。
解約の流れ
- 画面左のメニューから「エルメシステム設定」→「契約プラン・決済情報」をクリック
- 「契約情報・領収書」の画面に表示される各契約情報のうち、解約したいアカウントの右側の「契約詳細」のボタンをクリック
- 表示される契約詳細の右下にある「解約する」ボタンをクリック
- 画面の指示に従いログインパスワードを入力し、「解約する」ボタンをクリック
支払い方法と年払い割引の仕組み
利用料金の支払い方法や、年払いした場合の割引制度について詳しく見ていきます。
クレジットカード/銀行振込が選べる
支払い方法は、「月払い」の場合はクレジットカードのみ、「年間一括払い」ならクレジット払いか銀行振込かが選べます。
クレジットカードは、ビザ、マスター、JCB、アメリカン・エクスプレス、ダイナーズクラブが使用可能です。
なお、クレジット払いでは、請求書の発行ができません。
一方、年間一括払いならばクレジットカードの他に銀行振込が選択できます。
銀行払いならば請求書が発行されるので、必要な方は銀行払いを利用してください。ただし、銀行の振込手数料は、利用者負担となります。
年払い10%OFFの計算例【月額換算も提示】
月払いではなく、年間一括払いならば、10%の割引が適用されます。
スタンダードプランなら毎月1,078円、プロプランなら毎月3,300円割安になるので、年単位で利用することが想定される場合はぜひ活用しましょう。
フリープラン | スタンダードプラン | プロプラン | |
---|---|---|---|
割引前価格 | 無料 | 129,360円/年 (10,780円/月) | 396,000円/年 (33,000円/月) |
年払い割引後 | 無料 | 116,424円/年 | 356,400円/年 |
割引後価格の月額換算 | 無料 | 9,702円/月 | 29,700円/月 |
おまとめ割引(複数アカウント)の適用条件
まとめて有料プランの接続枠を契約すると、アカウント数に応じて割引が受けられます。これに加えて年間一括払いを行えば、さらに10%OFFとなり、最大で30%お得に利用可能です。
接続アカウント数 | 割引率(月払い) | 割引率(年間一括払い) |
---|---|---|
10~40 | 10% | 20% |
50~90 | 15% | 25% |
100 | 20% | 30% |
エルメの料金を他社ツールと比較
エルメと同様の機能を持つ他社ツールとの比較をしていきます。
Lステップとの料金・上限・機能比較
Lステップは、エルメ同様にLINE公式アカウントの機能を拡張できるマーケティング・オートメーションツールです。
プラン名 | 初期費用 | 無料期間 | 月払い料金(税込) | 年払い(税込) | 配信数上限 | |
---|---|---|---|---|---|---|
エルメ | フリープラン | 無料 | なし | 無料 | 無料 | 1,000通 |
スタンダードプラン | 10,780円/月 | 116,424円/年 | 制限なし | |||
プロプラン | 33,000円/月 | 356,400円/年 | 制限なし | |||
Lステップ | フリープラン | 新規登録者は初月無料 | 無料 | 無料 | ~200通 | |
スタートプラン | 5,000円/月 | 60,000円/年 | ~5,000通 | |||
スタンダードプラン | 21,780円/月 | 261,360円/年 | ~30,000通 | |||
プロプラン | 32,780円/月 | 393,360円/年 | ~50,000通 |
エルメの有料プランは初月から料金がかかりますが、Lステップは初めの月は無料です。
この期間に解約すると一切費用がかからないので、希望するプランの使い心地を試してから利用開始できます。
エルメにはトライアル期間はありませんが、フリープランでもほとんどの機能を試せるので、まずはこちらをお試し利用すると良いでしょう。
一方で、割引についてはエルメは年払いにすると10%割引があるのに対し、Lステップは割引がありません。
機能面の大きな違い
エルメのみの機能 | Lステップのみの機能 |
---|---|
・決済機能 ・ASP管理(アフィリエイトセンター) ・スマホアプリ | カスタム検索管理機能 |
エルメには、決済機能がついており、予約から支払いまでが自動化できます。また、スマホアプリ機能を使えば、外出先でも顧客対応やデータ確認がきるので、ビジネスチャンスを逃しません。
一方、Lステップには、カスタム検索管理機能が備わっています。これは、指定した条件に該当する友だちの絞り込みを保存できる機能です。これを利用すれば、特定のターゲットグループに対して、効率よくコミュニケーションがとれます。
りんくる・LOYCUSなど主要3社との比較表
りんくる、LOYCUS、Linyといった他のLINEマーケティングツールとの比較です。
エルメ | りんくる | LOYCUS | Liny | |
---|---|---|---|---|
初期費用 | 無料 | 無料 | 要問合せ | 要問い合わせ |
月額費用 | ・フリープラン:無料 ・スタンダードプラン:10,780円 ・プロプラン:33,000円 | 19,800円 | 要問合せ | 要問合せ |
特徴 | ・低コスト ・フリープランあり ・直感的インターフェース | ・定額制で明快な料金システム ・店舗業務経験者多数在籍の安心専属サポート | ・リッチ・セグメント配信 ・顧客データベース化 ・ISO/IEC27001(情報セキュリティ)認証企業 | ・官公庁にも選ばれる高いセキュリティ ・充実のサポート(アカウント構築・作成代行、運用伴走支援、カスタマイズ開発) |
りんくるは、もともと整体院と連携して誕生したツールです。店舗業務経験のあるスタッフが多数在籍し、充実したサポートを行っています。
LOYCUSは、顧客データを活用し、ロイヤル顧客を育てるのに強味を持ちます。
Linyは、官公庁や大手企業のユーザーを多く持ち、高いセキュリティが自慢です。
LOYCUSやLinyは、大企業や自治体などの顧客が多く、そのニーズに対応するために短期間で仕様が変化することもあります。
選び方のポイント|費用対効果・機能カバー率
数あるツールの中から、自社に最適な1つを選ぶには、費用対効果と機能カバー率を考慮すると良いでしょう。
まず、ツールを使うことにより、どれくらいの成果が見込まれるかを割り出します。単純に利用料金を比較するのではなく、そのツールを使うことで、売り上げアップや業務効率化など、どれくらい目的が達成できるかを試算してください。
また、そもそも自社がツールを使う目的を明確にすることも忘れてはなりません。会社によって、予約管理がメインなところもあれば、情報分析がメインのところもあるはずです。それが判明すると、自社にとって必要な機能が明らかになります。
あとは、それぞれのツールが必要な機能をどれだけ網羅しているかをチェックすれば、自ずと自社に最適なツールが絞り込まれてくるはずです。
口コミ・評判から見るコスパの実感値
エルメを実際に使用したことのあるユーザーの口コミ・評判を検証してみます。
良い口コミ|コスト以上の自動化効果
「有料プランが月額1万円程度からという安価なツール。自動応答やフォーム機能を駆使し、外注や営業管理をL Messageで実現し、大幅な工数を削減しました。」
2024年3月 コンサルティング業
出典:ITreview
エルメは、集客、決済、分析などを自動化できるのが大きな魅力です。必要な機能を上手に使えば業務の効率化につながります。
悪い口コミ|料金体系がわかりにくいという声も
エルメは単体で用いることができず、LINE公式アカウントとの併用が必須です。メッセージが200通を超えるとLINE公式に料金がかかるので、友だち数が増えて初めて両方に支払いしなければならないことに気が付くケースもあるようです。
導入事例|売上アップに直結したケース(料金回収までの期間)
個人で運営する料理教室でエルメを導入したところ、約1か月で780万円の売り上げを達成した導入事例があります。
この教室は、20~50万円のレッスンを販売する料理教室で、4か月ごとに新しい講座が始まるスタイルです。エルメ導入前は先生自ら手動で行っていたお客様とのやり取りや予約管理などを自動化し、空いた時間を既存生徒のサポートやインスタによる集客に回せたことが成功につながりました。
出典:オーガニックエンジン
導入前によくある質問(料金編)
料金について細かく理解しておかないと、利用開始後に思わぬ出費が生じてしまうかもしれません。料金システムについてよくある質問をチェックし、納得して契約できるようにしておきましょう。
- 無料→有料に切り替えるタイミングは?
- 無料プランから有料プランへ切り替えるべきかどうかは、友だち数と配信の回数を基に判断できます。
フリープランの場合、月に配信可能なメッセージ数は1,000通です。つまり、友だち数250人の方なら、週1の頻度でメッセージを配信できます。
これより友だちが多い方や、配信の頻度を上げたい場合は、配信数上限がなくなる有料プランにアップグレードすると良いでしょう。
- 有料→無料には戻せないって本当?
- 有料プランから無料プランへの変更はできません。そのため、無料プランに戻るには、一旦有料プランを解約した後に、再度エルメの無料アカウントをLINE公式アカウントと連携することになります。
この際注意したいのは、有料アカウント解約の時点で、エルメ上のデータが削除されてしまうことです。必要なデータはバックアップを取るなどして、対策をとりましょう。
- 友だち上限を超えたらどうなる?追加料金は?
- エルメは、フリープランとスタンダードプランで5万人、プロプランで10万人の友だち数上限があります。上限を超えると新規の友だち追加ができなくなるので、上位プランへのアップグレードを検討してください。
プロプランで契約していて友だち数が上限を超える場合は、問い合わせフォームから連絡し、個別に対応してもらうことになります。自動でアップグレードされることはありません。
まとめ|エルメの料金を無駄にしない選び方
エルメの3つのプランは、事業規模や利用する機能と照らし合わせることで最適なものを選ぶことができます。特に、メッセージ送信数上限や友達だち数上限、決済機能の有無など、プランごとに大きな差のあるサービスに注目すると良いでしょう。
エルメは上位プランから下位プランへのダウングレードができません。そのため、どのプランが良いか迷う方は、フリープランからスタートして、必要に応じてアップグレードするのが賢明です。
フリープラン | スタンダードプラン | プロプラン | |
---|---|---|---|
月額料金 | 無料 | 10,780円/月 | 33,000円/月 |
配信数上限 | 1,000通/月 | 無制限 | 無制限 |
友達上限 | 5万人まで | 5万人まで | 10万人まで |
機能の差 | ・予約管理の決済機能は使用不可 ・スタッフ管理非対応 | ・予約管理の決済使用可能 ・「商品・決済」は10商品まで ・主催者+10人で運営可能 | ・「商品・決済」は無制限で作成可能 ・アフィリエイトセンター運営可能 |